スターウォーズシリーズ
2006-02-09


昨年秋口に公開されたスターウォーズエピソードV。劇場で観よう・・・とおもいつつ、結局観たのは今年の正月にDVDで観る事になりました。

劇場用として6部作つくられており、経緯はわかりませんが、1978年に4作目から公開されています。(米国では1977年に公開)4作目の内容は皆さんよくご存知かと思います。

ジェダイの生き残りとして、オビワン・ケノービ、父親がジェダイだったためその血を受け継ぐルーク・スカイウォーカー。そのルーク・スカイウォーカーがフォースに目覚める様や、オビワンが宿敵ダースベーダとの決戦で敗れる、この辺はむしろサブストーリー扱いに近いように思えます。

メインは帝国軍と反乱軍との戦い・・・にしか思えません。いやね、マニアや評論家はそんな事は無い!と反論するでしょうけど、そもそもこのスターウォーズの4作目は、当たるか否かで次回作が決まる、いわば駄目だった場合には、これ1作で終わってしまうため、ストーリーはある程度完結させておく必要性があるのです。

その反面、次があるような期待も損なわせない。中途半端なつくりになりがちではありますが、ヒットしたのですから、上手く仕上がっていたのでしょうね。痛快エンターテーメント的なつくりです。SF映画と言うよりはね。

その4作目の前に当たるのが、エピソードVなのですが・・・うーむ、スターウォーズはエンターテーメントで良かったのですよ。それが、SF映画になってしまったのですね。実際にはエピソードTの時点で、SF映画になってしまった感があります。

ワクワクするようなストーリーもなく、CGでつくられた仮想セット。リアリティを追求するとこうなった・・・らしいのですが、うーむ映画らしくないですなー。いやねー、CGを否定する気はさらさら無いのです。効果的な使い方をすれば実写や或いは特撮を超える物ですからね。

ここで勘違いをして欲しくないのは、CGのグレードが低いとか高いと言うことを言っているのではありません。実写と変わらないほどのクオリティと質感は素晴らしいです。

ただ、それを殆どのシーンで使われては、コンピュータゲームのデモ映像を観ているのと変わらない気がするだけです。

四半世紀かけて完結した映画は、他に類を見ないそうですが、小生が見たところでは、「四半世紀かけて、これが結果かよ!」ですな。アナキン・スカイウォーカーがダースベーダになる過程が、あそこまで短期間でしかも単純な理由とは・・・早い話、ヨーダが言ったように、「ジェダイとして教育を始めるには歳が行き過ぎていた。感情のコントロールが出来ない。」、駄目な奴だったと言う事です。

要は私欲に負けたのですからね。ジェダイもいざとなればタダの人。

暗黒面に落ちるには、もっと深いエピソードがある!と勝手に勘違いした小生がバカだっただけです。

と、拍子抜けした!というのが感想です。劇場でみれば違った感想が出たはず?そうですねー、大画面と立体音響はすごかった!ってとこですよ。

DVDで十分です。この程度の映画は。

[etc]

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