「うちに帰りなさい」と言われたのでしょうな。元来た道を戻って行きました。
話が長くなりましたが、うちに帰るともう大騒ぎ。小生が居なくなった・・・と言うことだったそうで、母親からこっぴどく叱られた記憶があります。
その時に、言い訳として言った内容が、コロの散歩と言ったとか。
あれ?筑波線とは全くつながりが無いような。
まあ、ここまで読んで下さったのであれば、最後まで読んでください。
先ほどの話の中で登場した見知らぬおばさん、どうも小生が知らないだけで、母親は知っていたようです。
そのおばさんが、連れていた犬を見て、「岡田さんのとこの犬だ!ぼくはどこさ行くんだ?」と尋ねると、”うん、筑波線を見に行くんだ!”と答えたそうです。それは危険だと思い、早く帰れと諭したのだそうです。
そんな事言った記憶はないのですが・・・
確かに、小生の住んでいたところから、真西に向うと広々とした田園風景と、その中を小さな汽車が走って行くのを何度と無く見ていた記憶があります。遠くには富士山も見えていたようで、母親からあれが富士山だと教えてもらったことは、しっかり覚えています。
そのおばあちゃんは、他界してもう20年くらいになりますか。
5歳の頃にその殿里と言う町を離れ、市内のやや南に位置する町に引越したため、コロとも優しかったおばあちゃんともお別れとなりました。
寂しかった?記憶には残っていませんが、しばらくは友達も居ませんし、引っ越すタイミングが幼稚園の入園後になるということで、幼稚園は年長組みからのスタートだったので、やっぱりしばらくは寂しかったような記憶があります。
現在、かみさんと猫2匹とで子供は居ませんが、まあ何とか人並みの生活をしていますし、両親も健在で、しかも元気です。
50年と言う節目が近づいてくると、何となく普段は考えない事を思ってみたりするものなんですかね。
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