筑波線
2012-07-02


筑波線はご存知・・・な方は小生と同じ故郷の茨城県土浦市と、その周辺にお住まいの30代以上の方、或いは、出身の方でしょうかね。

あっ、鉄ちゃんであれば当然知っているでしょう!

1987年に廃線となってしまい、現在はその面影を見ることは殆どありません。そう、ホームとして使われていたコンクリートがあるにはありますが、それが在りし日の筑波線時代の物とは、歴史を知っている者意外には想像も付かないでしょう。

小生が生まれ、18歳まで住んでいた土浦市から県の北西部に位置する水戸線の岩城までを結ぶ、非電化単線の鉄道で、途中に筑波山の入り口に位置する駅もあって、1960年から1970年代までは、観光収入がメインだったそうです。

1980年代になりますと、小生の田舎にもマイカーが当たり前の時代となり、筑波線でわざわざ筑波山へ行く客も激減し、土浦市の衰退と共に筑波線も経営困難な路線となっていったようです。

このあたりの話は、ググれば幾らでも見つかりますので、この辺で・・・

では何で筑波線の話を?

年齢がばれてしまいますが、彼是45年くらい昔のことですが・・・

小生は殿里と言う土浦市の中央からやや北西に位置する、辺りが稲作と蓮根の田んぼしかない、素敵な田舎に住んでしました。

4歳か5歳まで住んでいましたっけ。

その当時住んでいた家から程近いところに、良く遊びにいったお宅がありまして、確か岡田さんだったと記憶しています。おじいちゃんとおばちゃんに犬一匹と猫一匹の構成。

いくつの時か忘れてしまいましたが、その家のおじいちゃんが亡くなりまして、子供ながらにおばあちゃんの寂しそうな顔をみて、自分が元気にしてあげよう!と考え、おばあちゃんの家へ。

何だかんだ言って1週間くらい泊まりに行ってたそうです。

自分では、もっと長い期間だった記憶があるのですが、それはやはり子供ですね。時間の感覚が違うのです。

その家の犬は「コロ」と言う名前の雑種犬で、良く遊んでいた記憶があります。

ある日、ちょっとした事件が起こります。

勿論、事件を起こした本人は、全く悪気はなく思うまま行動しただけです。

自分のことですけどね。


断片的にしか覚えていないのですが、子供って本当に予測の付かないことをするものだ、と自分で納得することをやらかしました。

何を考えたのか?おばあちゃんは毎日、仕事があるのでころを置いて、出かけて行きます。いつもなら、そこでバイバイをするのですが、その日はどうした事か、おばちゃんの後を付いて行こうと考えたのです。そう思った記憶があります。

しかし、そんなことをしたらおばあちゃんに、うちに帰りなさいと言われることが分かっていますので遠くから後を付いていけば、ばれない・・・

こんなところも子供の発想ですね。

そして、お伴にはコロ!鬼が島へ行く桃太郎じゃあるましね。

大人の歩く速度と幼児の歩く速度では、とんでもない差がありますので、あっと言う間におばちゃんの姿は見えなくなり、それでもテクテク歩いて行くと、どこかのおばちゃんが、何かを話しかけてきたことを覚えていますが、何を話したのかは、後日母親から訊くまでは不明でした。

とにもかくにも、そのおばちゃんに

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